日本経済再生担当大臣の茂木敏充氏は、日本側とアメリカ側の二国間貿易交渉は「非常に困難」であり、双方はこれまで多くの相違があると明らかにしました。


茂木とアメリカの貿易代表のロバート・ライトシーザーは21日からワシントンで両国の貿易協定について交渉しています。


茂木さんは初日の談判後、メディアに「国益を第一に考え、交渉は非常に困難だ」と語った。


彼は、双方の交渉は「間違いなく深化している」と明らかにしました。


茂木氏によると、双方はまだ交渉すべき事項の範囲を縮小し、「段階的に（交渉）の最終段階に近づく」というが、彼とレイトシーザーは交渉の時間表と最終的に合意する時間をあまり議論していない。


米日関係者は以前、今年9月末までに幅広い貿易協定の内容を達成したいと述べました。


アメリカのドナルド・トランプ大統領は昨年9月26日、ニューヨークで安倍晋三首相と会談し、両国間の貿易交渉を開始することで合意しました。第1回部長級貿易交渉は今年4月16日にワシントンで終わりました。


複数のメディアによると、双方は今回の交渉で農産物、自動車などの分野での差別を縮小したいとしている。


共同通信は21日、米側が日本側との貿易赤字を削減したいとして、牛肉、豚肉、小麦、乳製品などを日本側にもっと多くのアメリカの農産物を輸入するよう求めていると報じた。


サミットは24日、フランス南部のビアリッツで開かれ、トランプと安倍はサミットの間に会談し、貿易は議論の重点の一つとなる見通しです。


共同通信が先ごろ報じたところによると、トランプはこの前の会談で日本側に大量のアメリカの農産物の購入を要求した。報道によると、日本政府関係者によると、日本側は米側が徐々に圧力をかけることを懸念し、日本側に各種のアメリカ製品の購入を要求しており、政府は難航する恐れがあるという。


また、トランプ氏は来年の大統領選での彼の民意の支持率を向上させるため、貿易交渉の進展を熱望していると共同通信が伝えました。