防火・断熱服の清掃・管理上の注意

     一般に、市場に出回っている防火および断熱服は、意図した性能を達成するために、欧州規格EN 340（人間工学および寸法の一般規定）およびEN 531（高温労働者製品の規定）に準拠する必要があります。防火服は、炎、熱交換、熱放射、および溶融金属の飛沫への偶発的な暴露からユーザーを保護するように設計されています。消火活動には使用できません。さらに、極端な熱や火災、危険な化学物質、電気、および製造元が提供する使用機能に記載されていない環境によって引き起こされる危険な状況には適していません。

    防火服を使用する場合、効果を発揮するには、正しく選択され、適切に着用され、固定され、良好な状態である必要があります。使用する前に、防火服を検査して、すべての機器が良好な状態で、清潔で損傷していないことを確認する必要があります。防火服が良好な状態でない場合（アルミメッキされた表面の汚れ、ひび、裂け目、または穴）、次のことを行う必要があります。すぐに交換してください。使用中に防火服が損傷した場合は、直ちに作業エリアから取り外し、保護服を交換する必要があります。機器が可燃物で汚染されている場合、難燃性に影響を与える可能性があります。防火服は感電の危険に対する保護を提供しません。湿気、水、汗などの作業環境では、機器の断熱に影響を与える可能性があります。

    使用後、お手入れの際は、耐火性・耐熱性のある衣類の効果を確保し、衣類の表面素材を傷つけないように、洗濯機、漂白剤、アイロン、ドライクリーニング、乾燥などの操作はご遠慮ください。クリーニング、耐火性および耐熱性の衣類に損傷を与えます。表面の素材、保護服の状態は使用後に視覚的に検査する必要があります。保護服から残っている素材を取り除くには、水、中性石鹸、洗剤（必要な場合）を使用してください。 。クリーナーは、作業エリアが本当に汚れている場合にのみ使用し、使用する物質がアルミニウム処理された表面に損傷を与えないようにしてください。保護服は保管前に完全に乾かしてください。表面に小さなやけどや傷がある場合は、アルミスプレーで補修できます。損傷がひどい場合、または損傷領域が大きい場合は、保護服を交換する必要があります。誤った洗浄操作は、機器の安全機能に影響を与える可能性があります。使用しないときは管理し、ギアは元のパッケージに保管し、火や直射日光を避け、涼しく、乾燥した、ほこりのない場所に保管する必要があります。防火・断熱服の経年劣化を低減し、防火・断熱服の性能を環境によって低下させないようにするため。防火服が特定の物質または製品で汚染されていることが判明した場合は、使い捨て布の一般規則に従って廃棄してください。それ以外の場合は、現在の特別廃棄物処理規則に従って廃棄してください。