防火服保温服使用上の注意

     防火および断熱スーツは、自由炎を伴う火災または緊急事態向けに特別に設計されており、ヨーロッパ規格EN1486/96の要件を満たしている場合にのみ特定の環境での保護要件を満たすことができます。火炎の近くでの作業には、耐火・断熱服を使用できます。火炎に直接触れても十分な保護効果がありますが、安全のため、できるだけ火炎の近くで使用することをお勧めします。難燃性で断熱性のある衣類は、使用中の輻射熱エネルギーに対する優れた保護機能を備えており、特定の防火性衣類モデルは、あらゆる種類のシングルボトルまたはダブルボトルの呼吸器で使用できます。多層断熱材は、優れた断熱層を形成し、断熱機能を確保しながら、隣接する2層の材料の間に空気を保持して最大の断熱を実現します。これにより、防護服がかさばりすぎたり、ユーザーの動きの自由に影響を与えたりすることはありません。

    難燃性の断熱服の入手可能性は、実施される操作の厳しさ、環境条件、使用者の体調などの多くの要因に依存するため、明確な入手可能時間を決定することは不可能です。ただし、スーツは、使用されている呼吸器の耐用年数を通じて通常どおり使用できます。呼吸器なしで使用すると、呼吸できる空気は防護服の中に含まれる空気だけであるため、利用可能な時間が大幅に減少します。保護服の内部の温度が高すぎる場合は、すぐに作業エリアを離れて安全なエリアに入り、保護服を開いて温度をすばやく下げてください。

予防：

    防火・断熱服は、特定の下着を使用せずに適切な保護を保証します。ユーザーのシステムの保護レベルが向上している場合は、このスーツを着用する前に、長袖のトップ、タイツ、靴下、手袋、およびフードを着用することができます。

    使用する前に、スーツを目視検査して、すべてのギアが良好な状態で、清潔で損傷していないことを確認してください。スーツの状態が良好でない場合（アルミメッキ面の汚れ、ひび、裂け目、穴）は使用しないでください。

    バイザーは良好な状態で、ガラスは正しい位置にある必要があります。金メッキの表面は清潔で、視認性を妨げる傷がないようにする必要があります。ガラス板の状態が悪いとユーザーが判断した場合は、ガラス板を交換する必要があります。ガラス製バイザーの交換は簡単です。スーツの内側から、固定された取り付けストラップを右側に開き、損傷したバイザーを取り外して、新しいバイザーを押し込みます。正しい位置に押し込み、正しい位置にあることを確認した後、固定取り付けストラップで固定します。

    耐火性の保温服の安全機能は、デバイスが適切に着用および固定され、適切に使用されている場合にのみ有効です。

    耐火性および断熱性の衣類の保管場所は、涼しく乾燥した場所に置く必要があります。それを保管する理想的な方法は、キャビネットに垂直に吊るすことです。スーツを付属のPVCパッケージに入れて保管する場合、または他の場所に保管するために折りたたむ場合は、スーツのアルミメッキ面に損傷を与える可能性のある深い折り目が形成されていないことを確認してください。